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zoom RSS おおとり神社ー目黒散策 (その4)

<<   作成日時 : 2009/02/21 00:06   >>

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 五百羅漢寺ー目黒不動ー昆陽のお墓を巡ったあと、道を戻って7分、大鳥(おおとり)神社に着きました。昔から「目黒のおとりさま」で人々に親しまれてきた神社です。 浅草の鷲(おおとり)神社とならんで有名です。
 毎年11月の酉の市に人でごったがえすここも、平日の午後は閑散としています。


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 おおとり神社は1200年の歴史を持つ目黒最古の神社です。 806年、和泉(大阪)の大鳥(おおとり)の神を勧請したといわれています。

 おおとり神社には日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)が祀られています。 酉の市は日本書紀に記されているヤマトタケルノミコトが「十月巳酉」に出発した日を起源としています。また、彼の東征の折、酉の日に焼津で火責めに遭い、草薙剣(くさなぎのつるぎ)で草を薙ぎ、当時の武具の一つであった熊手で草をかき集めた故事が酉の市の起源になったー ともいわれています。

 おおきく(福を)とりこむー と酉の市には縁起物として熊手が売られるようになったとのことです。 今では、この神社は商売繁盛の神様として賑わっています。

 草薙剣はもともと天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)と呼ばれていました。神話では須佐之男命(スサノオノミコト)が出雲の国で八俣遠呂智(ヤマタノオロチ)を酒で酔っ払わして退治しました。尾を切り裂いたところ、一振りの剣が出てきたのでこれを天照大神(アマテラスオオミカミ)に献上し、天叢雲剣と名付けられた・・・と伝えられています。

 その後、ヤマトタケルノミコトが東征の際に伊勢神宮に参拝し、この「天叢雲剣」を授けられたともいいます。焼津の火責めにあった際、草を薙ぎ窮地を脱したことから「草薙剣」の名を追銘されたといわれています。 

 


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 境内にはオオアカガシの巨木があります。東京都の天然記念物に指定されています。樹齢はわかりませんが、相当な年月を経てきたことが窺われます。 夏には蝉の声がうるさいでしょうね。

 その脇には織部灯篭―いわゆるキリシタン灯篭がありました。この灯篭の特徴は竿部(脚)にはかならず人の形をした像が刻まれており、マリア、あるいはイエスの姿をあらわしたものだといわれています。 これはお地蔵さんだ、という説もありますが、この灯篭は茶人の千利休の弟子である古田織部がザビエルの来日後の日本のキリシタン全盛のころの天正年間に考案したのですから、私は織部がキリスト教をモチーフにして造ったものと考えています。 利休が頼りとしたキリシタン大名の高山右近も茶人の一人です。


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 神社の隣りの大聖院にも3基の織部灯篭が置かれています。おおとり神社のような普通の灯篭とは違った独特の形の灯篭です。 これは十字架の上と左右を切り取った形です。 (2008年9月21日のブログ:キリシタン灯篭が神社にあったーをご参照下さい)


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 興味深いのは、左の灯篭にはフランシスコ・ザビエルのイエズス会の紋章のIHS(イエズスは人類の救いなり)が唐草模様のようにきざまれていることです。

 おおとり神社や大聖院のキリシタン燈篭は 三田千代が崎の旧島原藩主松平主殿の下屋敷にあって、大正15年ここに移されました。 これらの灯篭は幕府の弾圧を受けた隠れキリシタンが密かに礼拝していたーといわれています。





 あれだけ厳しいキリシタン弾圧が行なわれたにもかかわらず、東京はもとより、全国各地にキリシタン灯篭が現存しているのか?不思議に思います。 千利休が考案した茶道の作法の「つくばいで手を洗う」は、キリスト教の洗足や洗礼を表わし、また、身を屈めなければ入れない「にじり口」はイエスの「その狭き門から入るようにしなさい」との教えを連想させます。茶道にはキリスト教の影が隠されているのでしょうか。わび・さびの道具の一部として作られたキリシタン灯篭もまた茶人たちの心を動かし禁教後も破壊を免れてきたのかもしれません。

 日本武尊命、酉の市、 オオアカガシ、キリシタン燈篭ー 日本の歴史の中に生きてきた目黒の大鳥(おおとり)神社をあとにしました。 JR目黒駅までの坂道がつらいな・・・。 お腹が空いた・・・周囲の沢山の食べ処が目に付きます。目黒のサンマを食べたいな、でも・・・、またの機会にしましょう。

                             目黒散策ー完



 交通アクセス: JR、東急、営団:「目黒駅」より徒歩12分


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