むいてもむいても終わらないラッキョウの皮むき

 スーパーマーケットに買い出し、コロナ渦とあって一週間分を買いだめです。おや、泥付きラッキョウを売っている。梅雨時、漬け込むシーズンですね。私の母は毎年この頃になると大量のラッキョウを漬けこむのが常でした。

 小学生の頃は母を手伝って毎年大量のラッキョウの皮むきです。一粒、一粒、面倒くさいなあ~。面白くないし、いつまでも手についた匂いが取れないので嫌でした。中学生になると母のラッキョウ漬けの気配がするとバットとグローブを持って外に逃げ出しました。高校生の時は「いま勉強中」と断り、大学に入ってからは完全に無視しました。それでも母は一人で黙々とラッキョウ造りをしていたのはさすがですね。夕食のカレーライスには福神漬けと共にかならずお皿の横についていました。

 母が亡くなってからはすっかりラッキョウとは縁がありませんでしたが、8年まえのこと、スーパーで洗いラッキョウをみつけました。これなら皮を向く手間が省けると買い求め、インターネットのレシピを参考にしてワイン漬けにしたところ大層美味しかったのですがその後、既製品を買うだけで作る機会がありませんでした。

 ステイホームで暇を持て余していたこの年の6月、泥・根付きのラッキョウをトライしてみようと2キロ買い求め漬け込みました。今回は母のレシピの塩ラッキョウ、思い出しながら皮をむき始めました。やはり面倒くさい作業だな~ 小一時間かけてようやく終了。手には懐かしいラッキョウの匂いがこびり付いています。石鹸で洗っても案の定、匂いは消えません。
らっきょう漬け.jpg
10日ほどたって、味見をしました。「ん・・・まい~イ」 
「ほら、ごらん。手間をかければかけるほど美味しくなるのよ」あの世から母は私に笑いかけているかもしれません。

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