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zoom RSS 美味しいアジの仲間なのにどうして・・・ペルシャ湾のチョー不味い魚:そのー2

<<   作成日時 : 2016/10/15 10:43   >>

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 ペルシャ湾(アラビア湾)にはアジの種類は多く生息しています。 寿司や干物、塩焼きなど、赴任中はいろいろ食べました。 その中でどう料理しても二度と口にしたくないアジがいました。 ここはサウジアラビアの日系石油基地、休日には日ごろの仕事のストレス解消のため、よく釣りにでかけました。 沖合4キロにある旧ローディング・ドック、火災事故でバルブステーションに改造された構造物が釣り場です。休日には社員のリクレーションのために開放されています。 

 ある日、アジを釣っていたところ、いきなりさびき仕掛けごと魚に取られてしまいました。それも海面下2メートルです。 おかしいぞ?普通アジの棚は海底付近です。 サメやダツならば、アジをヒットしてリールを巻いている時にパックンやられてしまうのが常ですが、仕掛けを投入して直後ですから一体何なのだろう? セイゴ針14号、ハリスを8号に変えて餌はエビの切り身、棚は2メートルにとりました。

 置き竿の竿先の鈴がチリリと鳴り、ぐんとしなりました。 バレないようにリールのドラグを緩め、ポンピングを繰り返しながら取り込みました。

 上がったのは、シャープな体型の青い魚です。こっりゃアジだあ・・・でもメッチャでかすぎます。

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                          体長(実測): 75cm


 はじめて釣った魚ですから名前を図鑑を調べて見ました。でもどこにも載っていません。 マッ、アジなら毒ではないだろう。そう思って刺身とフライにしてみました。

 まいう〜と言いたいところですが全くの期待外れ、サシミは青黒っぽく見た目が悪いうえ筋が多く固い。その味を舌が許してくれません。生臭さだけがいつまでも口に残ります。 フライもいまいち。ソースをカケまくってのどに押し込みました。 翌日、そのアラ(無残な残骸ですね、これは・・・)をビニール袋に入れて外のゴミ用ドラム缶に捨てました。その辺を闊歩しているドラ猫共もまたいで通るのではないか、と思いましたよ。

 それ以後コイツが釣れても持って帰ることはやめました。ドラえもんのジャイアンにちなんで、この魚をジャイアンアジと名付けました。 

 アジの仲間はアラビア語ではヒラアジなどを含め、どんな種類でもハマームと呼ばれています。 ところが発音を間違えるととんでもない意味になってしまいます。 中東を旅行される方々、レストランでアジ料理を注文するとき、絶対にハンマームと言わないでください。これは便所の意味ですから。

                                      

 当地のアジは日本の油の乘ったそれとは違い淡白な味ですが、そのうちの数種類はおいしい食材で料理にかかせません。

 

画像学名:    Trachurus japonicus
英語:    Saurel,
アラビア語: Hamam
和名:    あじの一種 
  (外国産には和名はありませんが、学名にはJaponicusと付いていますから日本のアジと親戚かもしれません)
体長:    20−30cm

 すしだねやから揚げに最適です。 25cmが主なので、食材にサイズは小振りですが、釣りでは数がでるので、十分な量を確保できます。 から揚げでは骨がいささか固いので頭と内臓をとったあと、二度揚げします。 煮つけはいまいちですかねえ。 押しずしも作ってみました。 


画像
学名:    (不明)
英語:    Saurel
アラビア語: Hamam
和名:    あじの一種
体長:    20−30cm

  釣りでは上記の種類と混じります。 刺身では皮を引くとやはり黄色が残りますが気にはなりません。 我々は黄アジと呼んでいました。 上記のアジとともにバラクーダ、ハタなどの大型の魚を釣る際の活き餌に使用します。 

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学名:    Caranx leptolepis(Cuvier)
英語:    Yellow-banded Trebally
アラビア語:Hamam, Garfer
和名:    ほそひらあじの一種
体長:    13−18cm

  平均15cmくらいなので頭と内臓をとったあと酢漬けにしていました。 骨が邪魔ですが1週間で柔らかくなります。 一度、お土産として休暇の際日本に持ち帰りましたが、家族には不評でした。 現地では美味しいのに・・・。


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学名:    Caranx Kalla (Cuvier, Valenciennes)
英語:    Herring Trevally
アラビア語:Hamam
和名:    あじの一種 (おおあじと呼んでいました)
体長:  30−40cm


  このアジをすしねたで使うには一度酢醤油に漬けこんでおきます。 なかなかのものですよ。 バーレンの日本料理屋でアジの塩焼きを注文したら、この魚がでてきました。 30cmの手頃なサイズでした。 大量に釣れた時には釣り場で開いて海水で洗ってから干物にしました。 当地の夏は40度を超す気温ですから腐りやすい頭は落として干します。 湿度が低いので一時間程度の天日干しで出来上がり〜い! 日本にお土産に持ち帰りましたが、油がのっていない・・・との声、日本のアジ干物と味比べ、なるほどその差は歴然でした。


                                 

暇人のつぶやき:

 日本のアジはおいしいですねえ。 中東の産油地帯のペルシャ湾(アラビア湾)に生息する魚類はどういうわけか、まったくあぶらが乗っていない淡白なものばかりです。 現在、日本の漁場にこうした熱帯産の魚類が北上していると報道されています。これからの温暖化が進むにつれて水揚げされる水産物が熱帯産の魚類に取って代わる時代がきて、あのまっずいアラビアのジャイアン・アジが食卓に上がるのではないか・・・と、心配しています。 





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