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zoom RSS 煎餅は、生涯「私の口の友」

<<   作成日時 : 2009/03/21 11:16   >>

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 煎餅、この言葉を聴いただけでも色々なせんべいを思い浮かべます。海苔、胡麻、揚げ、骨煎餅や、かきのたね かっぱえびせん・・・もう止められません。一体、日本各地には何百種類の煎餅が存在しているのでしょうか。子供の頃おやつには「これ」でした。私の母は煎餅は甘くないから子供たちは虫歯にならないとでも思っていたのでしょうか。 バアさまのところにお使いにいくと、お駄賃は幾つかの飴玉と一緒に煎餅が紙にくるまれていました。それは砂糖をまぶしたヤツでした。 えへへ・・・。

                     「煎餅に死ぬまで付き合う入れ歯かな」

 歯がなくなってもご老人の煎餅にたいする執着は相当なものですね。 私の父母も晩年は胡麻煎餅を吸い物に入れて柔らかくして食べていました。 そのレシピは・・・

 とろろこんぶ
 梅干 一個 (種をとってから夫婦で半分づつ)
 味の素 (パラリ)
 醤油 (量は好みで)
 胡麻煎餅 1枚を割って入れる
 熱湯をかける

 子供の頃は興味はありませんでしたが、今これを試してみるとなかなかのものです。 

 
 煎餅は弘法大師(774〜835年)がおよそ1200年前に中国から持ち帰り、それを山城国葛城郡嵯峨小倉(現在の京都府南部)の和三郎に製法を伝え、嵯峨天皇に献上したのが始まりと言われています。 原料は小麦粉に果糖を加えたものや米粉に味をつけたものを蒸して丸くのばして干し、焼いて作ったそうです。 実際には日本の最初の煎餅(いりもち)の記述は737年頃の正倉院の書物にあるようですから、弘法大師よりだいぶ前のようです。

 煎餅とは中国では小麦粉、粟、豆などを挽いて水で練り平たく焼いたもので柔らかいものですが、日本では割れるような硬いものを指すようになりました。

 江戸時代、日本の各地では煎餅の原料は小麦粉が主体でした。江戸市民の米倉として米作の盛んな草加(現在の埼玉県草加市)の農家では米粉を蒸して練り、薄くのばして塩にまぶして焼いたものを間食としていました。

 家康が領内の巡察の折、これが目に留まり保存食として推奨したと言われています。 参勤交代制度の下で草加は宿場町として栄え、煎餅は草加の名物となりました。 俗説には草加宿のお千婆さんが武士に製法を教わって売り出したところから お千餅(おせんべい)と言われるようになったとも・・・。

 ともあれ、この頃の煎餅は塩味で醤油味となったのは明治に入って醤油の製造が盛んになってからでした。

 すっかり、硬い話になってしまいました。 続いて硬い話題で恐縮ですが・・・。

 忍者の里、伊賀上野の 『堅焼きせんべい』 昔、伊賀忍者が携帯食や保存食として用いたものです。非常に硬く刀の鍔に打ち付けて割り、口の中で唾液にふやかして食べたといいます。 この煎餅の食べ方を知らない人のなかには噛み砕こうとして歯を折ってしまった人がいます。

 私の勤めていた会社に伊賀上野出身の社員がいました。帰郷みやげに伊賀の『堅焼きせんべい』を課内に配りました。

 私はついに齧るのを諦めて舐めていましたが、頑張って噛み砕こうとしていた一人が 「アッ!」といって煎餅のかわりに歯を吐き出しました。

 せっかくお土産に持ってきたのにその男は「最初にちゃんと食べ方を教えないからだ!」と散々怒られてしょげていました。 地元の伊賀ではお茶に浸して柔らかくしてから食べるのが一般的とのことです。

 私は煎餅が大好物です。お客に招かれても「せんべい」を出されるとつい手が出てしまいます。入れ歯になっても生涯食べ続けるでしょうね。 まあ、今晩はビールとかきのたねにしましょう。



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