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zoom RSS 海軍カレーと三笠艦―横須賀気まま歩き

<<   作成日時 : 2008/11/01 10:52   >>

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 ごく一般的な家庭料理のカレー、明治の文明開化時代にあっては西洋料理を意味していました。 カレーは長い航海の際の栄養バランスや西洋の食事のマナーを身につけるため、当時の帝國海軍が採用したもので横須賀が発祥の地だと言われています。 今日は横須賀を散歩がてら、本場の海軍カレーと日露戦争の日本海海戦で有名な三笠艦を訪ねて見ました。

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 京浜急行電鉄の「特快」にのって、品川駅から43分、  11時42分に横須賀中央駅に着きました。

 基地の町としか考えていませんでしたが、近代的な街並みです。

 駅前の植え込みには典型的なアメリカの農夫の像が飾られています。 何となく異国情緒が漂ってきます。






 ここから、徒歩で15分、三笠公園に向かいます。ルート16に面した市役所を左折、なおも直進して行くと、いろいろなモニュメントで飾られせせらぎもある三笠公園通りのペーヴメントに行き着きます。

画像  いかにも軍港のある横須賀らしい歩道です。まるで、波止場の埠頭を歩いていくような気がしました。

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 これを右に折れ、帆船の日本丸をかたどったモニュメント、童謡作家の茶木 茂作詞のめだかの学校の碑を過ぎ、
広い三笠公園に着きました。 


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 ここには明治38年(1905年)日露戦争の日本海海戦で連合艦隊司令長官の東郷大将の旗艦であった「三笠艦」が記念艦として展示されています。 早速内部を見ることとしました。(入場料500円) 

 中には司令官の部屋や作戦室が当時のまま残されています。 各部屋には歴史の説明や大砲など展示品が置かれ、当時の艦内の生活が偲ばれます。 


画像 極め付きの見所は艦橋です。東郷平八郎艦隊司令長官以下、秋山真之作戦参謀などが海戦のさなかに指揮を取った場所です。当時、皆が立っていた位置が床のプレートに示されています。

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 東京都港区にある高輪消防署(現在出張所)の建物は、この三笠の艦橋(左の写真)をモデルとして昭和8年に建てられたと言われています。

画像  この艦橋に立ってそばのレリーフを見ていると、ロジェストヴェンスキー中将率いるロシア・バルチック艦隊との緊迫した海戦の情景が身に伝わってきます。 

 敵の砲弾に身を曝して作戦の指揮をとる、よほど肝がすわっていないと出来ませんね。

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皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ


 イギリスのマンチェスターから電車で2時間、中西部の工業都市であるバローインファーネス市のヴィッカース社の造船所で三笠艦は建造されました。 市の通りにはこの艦の建造を記念して「ST.MIKASA」の名がついています。 かって東郷大将もここを訪れたそうです。

 司馬遼太郎氏の小説 「坂の上の雲」 を もう一度読んでみたくなりました。



                見学を終えた時は、昼の12時半を回ったところでした。 


画像 次のコースは縄文・弥生時代の古代人の遺跡や明治初期のレンガ作りのトンネル、古い砲台がある猿島、この公園の脇の船着場からフェリーで10分ほどの海上にあります。

 丁度昼時、乗船まで大分時間があるので、公園のそばのお店で「海軍カレー」を賞味することとしました。

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 保存が利き肉と野菜の栄養バランスがとれたカレーは、当時の大英帝国海軍の食事を模範として日本帝國海軍が1908年に採用したものです。 もっとも味や作り方は日本人の好みにあうようにしていました。 退役した海軍軍人がこのレシピを故郷に伝え日本全土に広まっていくのは当然の成り行きだったのでしょう。横須賀がカレー発祥の地と言われる所以です。


 余談として、なぜ陸軍がカレーを採用しなかったかと言えば、野営の際、強烈なカレーの匂いで敵に居場所が分ってしまうからだそうです。ですから、カレーは海軍さんの独特の食事です。横須賀では海軍カレーを観光の目玉として振興に取り組んでいます。  駅でもらった観光マップを見るとカレーを売り物にするレストランが多いですね。 海軍カレーとはいいながらもお店それぞれの味が楽しめるようです。


 海軍カレー(サラダ、コーヒー付)1200円、 難をいえば肉などの具が少ないが、なかなかの味です。
昔の海軍さんは、これを食べて月月火水木金金の訓練に励んだのでしょうね。

 食事中、雨が降り始めました。本降りとなってきたようです。 仕方がない、猿島に行くのは諦めました。 お店の人は「軍港一周の観光船が出ていて、普段は入れないところまでいきますよ」と奨めてくれました。でも、雨で視界も悪いだろうからとこれも次回の楽しみとしてとっておくことにしました。

 まだ、そぼ降る雨の中、ルート16号にそってJR横須賀駅に向かいます。公園から徒歩で30分かかります。

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 途中の米海軍基地の入り口、向かいの道の路地には「どぶいた通り」があります。 なんで「どぶいた」なんて変な名前がついたのでしょうね?

画像 大正時代、この通りの中央にはどぶ川が流れていて通行の邪魔になっていました。そこで海軍工廠より厚い鉄板をもらって蓋をしたことからこの名が付けられました。 現在はペーヴメントはきれいに舗装されています。

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 戦後はアメリカ海軍のための土産物店、バー、飲食店が立ち並んでいました。今は背中に派手な刺繍がほどこされた「スカジャン」やネービーグッズなどのお店が若者たちの人気を得ています。

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 しばらく歩をすすめるとヴェルニー公園に出ました。 幕末の横須賀製鉄所建設に尽力し日本の近代化に貢献した フランス人技師のフランソワ・レオンス・ヴェルニー(1837〜1908年)を記念した公園です。

 フランス種のバラがいたるところに植わっています。 花の季節の春はもっときれいでしょう。


画像 雨にけむる港を右に見ながら、JR横須賀駅に着きました。この駅は明治22年に開業した階段がない駅です。 

 カレーをもった「かもめの水兵さん」が出迎えてくれました。

            時刻は2時40分。

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 横須賀にはまだまだ歩いて見たい場所がたくさんありますが、今日はこれまで!




 (本サイトの無断転載、使用はご遠慮下さい)








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