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zoom RSS 温暖化というのに行き過ぎた住居の暖房

<<   作成日時 : 2007/01/10 01:22   >>

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 昔は寒かった。がたぴし雨戸を揺する木枯らしの音も一層身にしみたものです。暖かい亀甲型の湯たんぽ、股火鉢、肩まですっぽりと包み込む、かい巻き。 これらは皆、先人の過酷な冬に対する生活の知恵なのです。私のオヤジはいつもきまって、らくだの下着、股引をはいた上、フラノのシャツ、部屋の中でも分厚いセーターを着ていました。 こたつに入っている子供たちを見ると、「コドモは外で遊んでいろ!」 と怒鳴りつけ、追い出されたものです。

 いまどきそんなことをしたら、過保護ママからは 「虐待です!インフルエンザにかかってしまいます」 と逆に食ってかかられるに違いありません。

 ♪焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き〜 当たろうか、当たろうよ〜(前後の歌詞を忘れてしまったが)、この歌を歌いながら庭の落ち葉を集め、よく焚き火をしたものです。今はすぐ通報され、消防車がとんでくるかもしれませんね。

画像

 ワンちゃんに着物を着せて、ペット用の暖房シートで暖めてやる時代。
♪犬は喜び、庭駆け回り・・・・ ワン公の楽しみを奪ってはいませんか。


 昔のオヤジのようならくだの股引や重ね着には、いささか抵抗があります。私は 現代のファッションに迎合してしまったのか、伊達の薄着の習慣がついてしまいました。

 だから温暖化とはいえ、それでも冬は寒い。暖房完備の我が家ではすぐヒーターを入れてしまうのが常です。 

 2006年の世界の平均気温は平年(1971〜2000年の平均値)より、0.3度高。日本は0.41度高です。 そういえば、街でミシュランの広告のタイヤ男のもこもこのキルティングを着た人たちはいなくなり、町行く人のファッションもだいぶスリムなデザインになってきました。軽くて暖かいフリースなんか妻も愛用しています。

 近所のスーパーなど買い物に行くときも、あそこは暖かいからとつい、薄着のまま飛び出してしまいます。帰ってきてから冷えた体を温めようと、ヒーターの温度を更に上げてしまう矛盾。温暖化の時代というのに、人間にこらえ性がなくなってしまいました。あまりにも行過ぎた暖房施設は生活の知恵を逸脱してしまったかのようです。

 前に見た映画「The day after」の中で、気候の異変で大寒波に襲われたニューヨーク。図書館に避難した人々が、生き延びるために貴重な蔵書を燃やして暖をとる場面がありました。 一方、ここにいては危ないと外に出た人々は全員凍死してしまいます。 この映画の製作者の意図は、大量の石油を消費してぬくぬくと適温の中で暮らすが故に、大自然の牙にあまりにも無知な米国人に警鐘を鳴らしたものであったと私は理解しています。

 北海道や東北、また、豪雪地帯の人々は過酷な冬を乗り切るために、燃料のみならず食料の貯蔵、家屋を守るための雪下ろしの重労働をせざるを得ません。暖房の効いた部屋の中、大雪のニュースをTVで見ながら暖かい鍋物などをつついている都会の人たちも、彼らのご苦労を深く考えてみるべきかも知れませんね。 

 一年中が快適な冷暖房の暮らしの大都会。そこに住むわれわれにとって、もし、大寒波が押し寄せ大停電などエネルギーの供給が途絶え、一切の暖がとれなくなってしまったならば、人々はそれに耐えうる覚悟が出来ているのでしょうか。その時、政府の無策に声を荒げても、何になるのでしょうか。

 不測の事態に備え不要不急の暖房を止めることで、私たちは昔のように寒さを我慢する訓練をする時がきたのかも知れません。これは省エネの効果だけではないでしょう。

        「あなた、いつから暖房の節約を始めるの?」
        「明日から・・・にしようかな」

 立前は言い易く、本音は言い難しですねえ。



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