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zoom RSS 冬のモロッコを往く(その2) −雪のハイ・アトラス山脈を越えてー

<<   作成日時 : 2006/02/13 16:31   >>

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 大西洋に面した肥沃な緑の大地、アトラス山脈を分水嶺として南に広がる茫漠たる沙漠の地、ここにモロッコの二つの顔を見ることができた。

 マラケシュに着いた翌々日、ようやく雪に閉ざされた道路が開通し、ハイ・アトラス山脈のティシュカ峠を越えてワルザザードに向う。はるか雪をいだく山脈はスイスのアルプスを思い起こさせた。しかし、熱帯性のなつめやしやオリーブの樹の林のかなたにそびえる雪山、妙な組み合わせの風景はモロッコならでは、だ。

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 思ったより雪は少なくバスは順調に進む。峠付近の側道ではまだ除雪車が作業中だった。、晴れた空にそびえる雪山が美しい。海抜2,260メートルのティシュカ峠。


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 峠を越えると風景はぐっと変わってくる。赤茶けた岩石の山々。 その間を縫って、赤い泥水の河がくねくねと流れる。

 程なく沙漠地帯に入る。サハラ砂漠の玄関口に来た。




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 赤い沙漠、夏には摂氏45度を越えるだろう。 今通ってきたハイ・アトラス山脈は、はるか彼方になった。










 過酷な環境の沙漠にはいろいろな生物がすんでいる。これは20センチのとかげ。モロッコ語では「オロマスチック」という。1メートルにもなるそうで、砂漠の民は食用にするそうだ。


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 まもなく、アイト・ベン・ハッドゥに着く






―アイト・ベン・ハッドゥー

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 見所:
クサル   

 世界遺産クサルのカスバ。要塞化された村。見学するには、河を渡らねばならない。この時は増水で全員がロバの背に乗って渡河。少年たちが「俺のロバに乗れ」と客引きしている。行きも帰りも同じロバに乗らねばならない。

 客の顔を覚えているところは、さすがプロ。  (往復20ディルハム=約260円)

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画像 カスバの坂道を登り、頂上の穀物倉まで、いきなり360度の展望が開ける。白いアトラスの山々、曲がりくねった河、なつめやしの林、赤茶けた沙漠、これぞ大自然の姿。この付近はアラビアのロレンスやグラディエーターなどの映画の撮影現場。20本以上の映画のロケ地。 ワルザザード近辺には近代的な映画スタジオが並ぶ。 







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 ドアラ河のそばには、250年前のティフルトゥトのカスバ。中にはホテルとレストランがある。


 夕方、ワルザザードに着いた。ホテルにチェックイン、長いバスの旅、さすがに疲れた。


―ワルザザードー

見所:
スクーラ  

画像 荒涼とした沙漠の岩山、ここはもうサハラ砂漠だ。カスバ街道、一千のカスバが点在するという。道沿いにはエル・マンスール・エッダフビダムの湖面が見え隠れする。スクーラにはなつめやしの林に囲まれたアイト・ベン・モロの美しいカスバ。50ディルハムの紙幣に描かれている。

 はるかアトラス山脈の白、大地の赤、木々の緑の対比が目にしみる。   


 



 これから、再びアトラス山脈を越えて、マラケシュに戻る。






 翌日、マラケシュよりカサブランカへ。 つい数日前に緑だった耕地は、一面の花畑に変わっていた。


 雨が降ってきた。

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―カサブランカー

 旅の道すがら見慣れたレンガ色の町並みから、一転して近代的な白いビルが立ち並ぶカサブランカ、そこには常にフランスのイメージが付きまとう。

 白き街にアラブ文化は消えつつあるようにみえる。ヨーロッパからの玄関口、モロッコ経済を担う街。
 
 カサブランカでは雨にたたられた。晴れていたと思うと、1時間もしない内に大雨。傘はバスの中に置きっぱなしで役立たず。
  

見所:
モハメド5世広場 

 噴水とハトの群れ、最高裁判所や旧フランス領事館、ヨーロッパのどこでもよく見られる風景だが、写真だけは記念に撮っておこう。

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ハッサン2世モスク

 1980年に着工1993年に完成。建築費の大部分は国民の寄付、負担が大きすぎたとのこと。

 尖塔の高さは200メートル、モスクの中は2万5千人、広場は5万人が一度に礼拝できる。

 モスクの側の海岸には大西洋の荒波が押し寄せていた。



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メディナ      

 カサブランカにはこれといったメディナはもはや存在しない。数ヵ所を散策したが、いずれも小規模であった。

 今日は祝日なのか、路地では子供たちが太鼓をたたき、楽しそうに唄っていた。




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バー・カサブランカ

 ハイヤット・リージェンシー・ホテルの一階にはあの名作映画「カサブランカ」のシーン、ハンフリーボガードとイングリットバーグマンが再開するバーが再現されている。(本物のセットはハリウッドにある)
 映画ファンやジャズ愛好家はここで、一杯飲りながら、主題歌の「As time goes by」を聞くのも旅の思い出になるだろう。


 モロッコの旅は終わった。 冬の風物詩だったが、また、夏の顔も見たいものだ。



(本サイトの無断転載、使用はご遠慮下さい)





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