こんにちは!ハングルース

アクセスカウンタ

zoom RSS イスラムの断食月の夜ー子供たちはー

<<   作成日時 : 2005/11/26 12:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0




昨今の新聞、テレビのニュースはイスラム過激派のテロで埋まっています。一部の狂信者によって、アラブ全体がテロリストであるような印象を受けますが、私が付き合っていたごく一般的なアラブの人々は平和を愛する人々ばかりです。このような誤解を解くため、私がかつて在留していたアラブ社会の経験談を一寸ご披露したいと思います。

. イスラムの断食月(ラマダーン)について 

アラブの国に長く住んでいると、われわれ、日本人には見た事も聞いたこともない事柄に出くわします。イスラム世界では年一回断食の月(ラマダーン)があります。文字通りその一ヶ月間は毎日、日が昇ってから日没まで飲まず食わずの一日、大変辛いものだそうです。アラブの友人の話では、ラマダン月が始まってから一週間後、ラマダン月明けの一週間前が身体に一番こたえる、とのことです。一日5回のお祈り(アザーン)やその月のイスラム教徒の戒律の義務は欠かせませんが、勿論、仕事もしなくてはなりません。

 イスラム暦は太陰暦ですから毎年原則的に11日ずつ早まってきます。従って、ラマダン月が真夏の暑い盛りもあるので、人々は精神力の強さ、すなわち、信仰心の強さで押し切るより仕方がありません。病人、妊婦などは例外です。また、旅行をしている者も免除されています。だだし、ラマダン月中に一時断食を中止した日数は、別の日に自主的に断食をしなければならない、と、きめられているそうです。

 ラマダン月がはじまって2週間目だった、と記憶していますが、その晩に子供たちは男女グループ別に各家庭をまわってお菓子やキャンディを貰いにきます。夜、ドアーのチャイムが鳴り出てみると、「ラマダン カリーム」の声、子供たちが待っています。女の子は皆晴れ着で可愛い笑顔をふりまいています。(ちなみに女性がボシーヤといわれるヴェールをかぶり、アバーヤとよばれる黒い衣服をまとうのは初潮をみたあとだそうです)こちらも笑顔で、キャンデイを一個ずつプレセントします。しかし、真夜中の2時過ぎにもチャイムでたたき起こされたこともありました。 

 ある日本人の家庭では、その日にキャンディを買いに行くのを忘れたため、日本流のおひねり感覚で、子供たちに1リアル(約32円)ずつ渡したそうです。その晩は、真夜中を過ぎても門には子供たちの行列が絶えず、中には何回も貰いに来た子供もいたそうです。

 今年のラマダン月は11月3日の晩に終わりました。イド ムバラク!(おめでとう)人々はお互いに祝福を交わしあいます。翌日から3日間、お祭りです。日本の正月休みと同じです。 食べ過ぎてお腹をこわす人も多いのです。

 ある時のラマダン月が終わって、友人宅によばれましたが、長期間の断食のあと、はじめはナツメヤシの実ヨーグルトなどをカルダモンの香り豊かなアラビアン・コーヒーくらいで体の調子をととのえるので、なかなか食事がでてきません。異教徒の私のお腹はすき過ぎて眼が回りそうでした。ようやくメインの羊料理が出てきたときは、午前1時をまわっていました。



(本サイトの無断転載、使用はご遠慮下さい)
. 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
イスラムの断食月の夜ー子供たちはー こんにちは!ハングルース/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる